県内の最新の有効求人倍率は1.28倍で、前の月を0.03ポイント下回り3カ月続けて下がった。
山形労働局によると、仕事を求める人1人に対し企業から何人の求人があるのかを示す県内の「有効求人倍率」は、6月の時点で1.28倍と前の月を0.03ポイント下回った。
これで3カ月連続の低下。
また、新規求人数は7342人で2024年6月より1.0%減り、2カ月連続の減少となった。
<業種別の新規求人数>
サービス +26.9%
宿泊・飲食 +26.6%
医療・福祉 +8.7%
建設 +2.6%
卸売・小売 -20.9%
製造 -13.4%
運輸・郵便 -13.1%
こうした動きについて山形労働局は、「県内の雇用情勢は持ち直しの動きに足踏みがみられる。今後も物価高騰などが雇用に与える影響に留意する必要がある」としている。