全国的に流行している「りんご病」と「百日ぜき」について、県内も依然多くの患者が報告されていて引き続き注意が必要。
「伝染性紅斑」いわゆる「りんご病」は子どもを中心に発症し、ほおや手足に発疹が出る感染症。
県衛生研究所によると、8月3日までの1週間に県内の定点医療機関で報告されたりんご病の患者数は157人で、前の週と比べて27人増えた。
1定点医療機関あたりの患者数は6.04人と依然高い報告数が続いていて、警報レベルは17週連続。
激しいせきが長く続き、乳児が感染すると重症化して死に至るおそれもある「百日ぜき」も流行が続いている。
県内の定点医療機関で報告された百日ぜきの患者数は30人で、前の週より15人減ったが高い報告数が続いている。
県は、「りんご病や百日ぜきは、飛まつ感染や空気感染でうつることが多いため、暑いからといって部屋を閉め切ってエアコンを使っていると感染が起きやすくなる」として、部屋の換気を定期的に行ってほしいと呼びかけている。
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