川西町で箱わなにクマ1頭がかかり、その後駆除された。町は、7月25日に近くに住む男性を襲ったクマの可能性もあるとしている。
2日午後11時ごろ、川西町玉庭に設置された箱わなに体長1.5メートルのオスのクマ1頭がかかっていることが確認された。
町によると、周辺には低い山が多く、クマを捕獲し山に放っても再び住宅のある地域に出てくる可能性があると判断し、3日に猟友会によって駆除されたという。
7月25日には56歳の会社員の男性が自宅の敷地内でクマに襲われ頭と左足・左手の薬指をかまれ指の骨を折る大けがをしていた。
これを受け設置されたのが今回の箱わなで、町は駆除されたクマについて「断定はできないが同じ個体の可能性はある」としている。
また玉庭地区では毎年クマの目撃情報があり、周辺にはまだ別のクマがいる可能性もある。
町は新たにクマを見かけた際には決して近づかず、役場や警察に連絡するよう呼びかけている。
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