魅力ある居住空間でチーム強化につなげる。ユース選手の新たな寮が完成し、関係者を招いて引渡し会が行われた。
天童市の芳賀タウンに完成したのは、高校1年生から3年生までのモンテディオ山形のユース選手が生活する寮。
28日の寮の引渡し会は、モンテディオ山形の相田健太郎社長やユースチームの秋葉勝監督・住宅メーカーの関係者などが参加して行われた。
これまで使われていた寮の老朽化などを理由に、2024年11月から建設が進められていた2階建ての新たな寮は、これまでの2人部屋から完全個室となり29部屋が用意された。
バルコニー付きの各部屋には、エアコンのほかWiFiなどインターネット環境が整備されている。
また大浴場は一度に16人が入浴できるほか、湯舟が2つに分かれていることで温水と冷水を交互に入浴する「交代浴」ができ、練習による疲労回復が期待できる。
(モンテディオ山形・相田健太郎社長)
「きのう(27日)試合をしたスタッド・ランスもそうだが、世界的に見ても年齢が若く才能を持った選手が多くのクラブから生まれている。我々もそういう選手を取っていかなければいけないことを考えると、こういう環境が出来たことは非常に喜ばしい」
新たな寮には8月中旬から22人が入居する予定。