2022年8月、置賜地方を中心に大きな被害があった豪雨から間もなく丸3年となる。飯豊町ではいまだ行方不明となっている男性の一斉捜索が行われた。
2022年8月3日、置賜地方を中心に大きな被害があった豪雨で、飯豊町の県道にかかる「大巻橋」が崩落し、巻き込まれたとみられる町内の男性が今も行方不明になっている。
豪雨から3年となるのを前に、25日に男性の一斉捜索が行われ、長井警察署員と県警機動隊の計16人が、男性が流されたとみられる川の流域を捜索した。
署員たちは川の周辺の茂みをくまなく探したほか、この夏は雨が少なく川の水量が減っていることから、普段なら水がある場所を時間をかけて見て回り、手がかりを探していた。
(長井警察署・阿部浩明地域課長)
「ご家族の気持ちを思うと3年は非常に長く感じたと思う。なんとしても手がかりを見つけたいと検索にあたっている」
警察によると、今回の捜索でも新たな手がかりは見つからなかったが、今後も河川流域の自治体などと連携しながら捜索を続けるという。