23日も県内は各所で暑い日となったが、中山町では町の花・ヒマワリで作った巨大な迷路が完成し、地元の園児たちがさっそく挑戦していた。
(リポート)
「夏の日差しに照らされて鮮やかに咲いたヒマワリ、見て楽しむのはもちろん、何と迷路にもなっているんです」
中山町・JR羽前長崎駅の西側にオープンした「ひまわり迷路」。
見ごろを迎えたヒマワリ10万本で作られていて、横幅約100メートル・奥行き約80メートルと、圧巻の大きさ。
23日、地元の園児たちが訪れ、さっそく迷路に挑戦した。
「ひまわり迷路」は、2018年に長崎小学校の子どもたちが「町の花のヒマワリで迷路を作りたい」と町に提案したのがきっかけで始まった。
コースは毎年、長崎小学校の6年生が考えていて、今回は「ひまわり」の文字と「ハート」。
2025年は雨が少なかったため開花が早く、例年よりも少し背丈が低いそうだが、園児たちにとっては大きな満開のヒマワリ。
暑さに負けず、迷路を楽しんでいた。
(園児)
「暑かった。みんなと探検たのしかった」
「かわいかった。まわりが黄色くてかわいかった」
「ちょっと簡単。ヒマワリが見てくれるから、大きくても怖くなくなった」
(豊田大豆転作組合・庄司亮太さん)
「簡単な迷路なので、大人から子どもまでいろいろな人に来てもらい楽しんでほしい」
この「ひまわり迷路」は、7月いっぱい楽しむことができる。
また、迷路の隣にある観賞用の畑からは、ヒマワリを自由に持ち帰ることもできるという。