県内のほとんどの小中学校が今週末から夏休みを迎えるのを前に、交通事故やレジャー中の事故の防止を呼びかける「夏の安全県民運動」がスタートした。
22日、県庁で行われた出発式には警察や交通安全協会などの関係者が出席した。
式では、「交通事故の防止」「青少年の健全育成」など4つの重点項目を確認し、小学生や高校生などが安全宣言を行った。
(山形大学附属小・児童)
「道路を渡るときは左右をしっかり確認し、手を上げて車が止まってから渡ります」
(山形北高・生徒)
「いじめ・非行は絶対にしません。見つけたらやめさせるために行動します」
<2024年7・8月の事故発生状況>※県まとめ
■交通事故...376件・5人死亡
■水難事故...2件・2人死亡
(県地域安全対策主幹・渡辺晃さん)
「長期間の休みの解放感から、青少年の非行やSNSにまつわるトラブル・犯罪被害など心配される。県民一人ひとりがお互いに声をかけ合って注意喚起することで、安全安心な山形県を目指したい」
夏の安全県民運動は、8月21日まで。