20日に投開票が行われた庄内町長選挙は、「人口減少対策を打ち出す」と訴えた現職の富樫透氏が8647票を獲得し、新人のスルタン ヌール氏に6600票あまりの差をつけ、再選を果たした。
富樫透氏「人口が減少する中でも地域のつながりを大事にして、我が町の強み・地域資源を有効活用しながら、地域が元気になる仕組みを、町でできること、広域でやるべきこと、国・県へ訴えることなど含めてしっかり前へ進めていきたい」
元町議で新人のスルタン氏は、「企業誘致の促進など、若者が希望を持てるまちづくり」を訴えたが、及ばなかった。
スルタン ヌール氏「多くの方から温かい応援・支援をいただいて心より感謝申し上げる。これからも、町民・応援してくれた人もそうでない人もみんなのために一生懸命頑張る。ありがとうございました」
参院選と同日に行われた町長選の投票率は65.8パーセントで、前回を2.64ポイント上回った。