みずみずしさとパリッとした食感が売りのキュウリの出荷が、最上地域で本格化した。
秋まで続くキュウリの収穫作業が今年も本格化した。
(中嶋昌幸さん)
「異常に6月が暑くて成長が早い。(もがないと)規格外になるので朝晩2回の収穫です。キュウリは基本」
最上産キュウリのおいしさの秘密は「寒暖差」。
朝晩の涼しさがみずみずしくパリッとした食感を生む。
(中嶋さん)
「寒暖の差があるので身の締まった良いものが出来る。例年並みに収獲できている。これからが勝負」
鮭川村の選果場には採れたてのキュウリが次々に運び込まれていた。
今年は810トンの出荷と2億6600万円の販売額を見込む。
出荷式ではもがみ中央農協の押切安雄組合長が「全員一丸となって目標を達成しよう」と呼びかけた。
最上産キュウリの収穫は10月中旬まで続き、関東方面を中心に出荷される。