JR東日本は、17日東北新幹線で発生したトラブルの原因が判明するまでE8系の単独での運行を取りやめると発表した。
このため、19日以降も山形新幹線で運休が出る見通しだが、18日午後6時の時点で詳細はまだ決まっていない。
17日栃木県内で東北新幹線の新型・E8系車両が自走できなくなったトラブルを受け、JR東日本は、トラブルの原因究明のため18日、E8系の単独での運行を取りやめた。
この影響で18日は山形新幹線21本と、東北新幹線1本の合わせて22本が、全区間または一部の区間で運休となった。E8系を巡っては17日、別の3編成でも不具合が発生し、車両が一時停車していたことが明らかに。いずれも補助電源装置が壊れていて、JRでは同じ日に4件・同型の車両で同様の故障が起きた関連性を調べている。またJRは、詳しい原因が判明するまでE8系の単独での運行を取りやめると発表した。
このため山形新幹線は、19日以降も運休が出る見通しだが、18日午後6時の時点でJRは現在協議中だとして詳細はまだ決まっていない。
【追記】※18日午後9時
JRは18日夜、19日の山形新幹線の東京直通分について運転計画を発表した。
それによると通常、山形県内から東京まで直通運転を行う山形新幹線は、1日あたり33本あるが、19日に直通運転ができるのは3本のみとなる。
【上り1本(新庄発17:12~東京着20:48)】
【下り2本(東京発8:07~山形着11:05/東京発8:56~山形着11:38】
それ以外の東京直通の山形新幹線上下30本は、全区間または一部区間で運休となる。
一部運休の新幹線の多くが山形~福島間の折り返し運転となるため、東京方面に行く人は福島駅での乗り換えが必要となる。
20日(金)の運行計画はまだ未定。