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【山形】一軒一軒の構造・大きさなど建物の被害調査始まる 7月豪雨で被害があった戸沢村蔵岡地区 6/ 5

2024年7月の豪雨災害を受け、集団移転の準備が進む戸沢村蔵岡地区で「移転補償費」などを算出するための調査が始まった。

全69世帯の同意を得て事業計画の策定が進む蔵岡地区の集団移転。
村は5月、住民に支払われる住宅の移転補償費と土地の買い取り額の概算を9月末までに示す方針を明らかにし、「移転補償費」算出の外観調査を3日から業者に委託して進めている。

4日も担当者が一軒一軒を見て回り、建物の構造や大きさを確認していた。
3年後(2028年度)の集団移転に向けて一歩一歩前に進んでいるようにみえるが、住民の不安は尽きない。

(蔵岡地区・柳田みえ子さん)
「もう貯金も何もないから、また家を建てると言ってももらったお金でしか建てられない。でもわかるでしょ、全部泥が被ったの…。外見はきれいだから何も壊れていないみたいに見えるけど、外側だけではわからない。泥が跳ねて天井にいっぱいくっついている」

(蔵岡地区・前田正弘さん)
「家の中はこれから一軒一軒承諾を得て確認するからちょっと時間がかかる。でも早く進めてもらわないと困る。またいつ水上がりになるか…間もなく1年になる。3年後と言わず、できれば1年でも早く移転を完了してほしい」

外観調査は6日には終える予定。
その後、村は9月末までに移転先の候補地も示す方針で、全世帯の同意を得られれば12月末までに移転先の整備計画と蔵岡地区の土地の活用策を示すことにしている。



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