サッカーJ2・モンテディオ山形は18日、アウェイで山口と対戦した。勝点が思うように積み上げられない展開が続く中、立ち上がりのつまづきが響いた。
19位に低迷する相手・山口はこの試合まで3連敗。1ケタ順位を視野に捉える山形としては絶対に負けられない試合だった。
前半2分、山形は高橋潤哉が敵陣深くに切れ込んでチャンスメイク。坂本のシュートはキーパーに弾かれたが、最初の決定機を作る。
しかし2分後、良い立ち上がりに見えた展開は一転して最悪のものに。
ゴール前に詰めている相手へのマークが甘くなりあっけなく失点。
ホームで連敗ストップと意気込む相手に対し、追う展開を余儀なくされる。
ピッチの状態が悪くパスがつなぎにくい状況の中、山形はロングボールに活路を見出す。
前半36分、抜け出したのは高橋潤哉。
さらに鋭い縦パスからのコンビネーションでたたみかけるが、ゴールを奪うには至らない。
山形は懸命に前に出るも、後半に入っても主導権は握れず攻撃は停滞。
数少ないチャンスも相手キーパーの好守に阻まれ、最後までゴールはならなかった。
順位は前節から2つ下がって13位。浮上へのきっかけがなかなかつかめない。
(渡邉監督)
「これが我々の実力。そこから逃げずにまた準備して戦いたい」
次節は25日(日)、3試合ぶりのホームで甲府と対戦する。