愛知・東海市の中学生が姉妹都市である米沢市に修学旅行で訪れ、両市の歴史的な結びつきを学んだ。
愛知・東海市は、米沢藩の9代藩主・上杉鷹山に学問を教えた儒学者・細井平洲の出身地。
その縁で両市は2000年に姉妹都市になり、翌年から東海市の中学生が修学旅行で米沢市を訪れている。
25年目となる今年は第一陣として、12日に富木島中学校の3年生が、鷹山が平洲を出迎えたといわれる山上地区を訪れた。
歓迎セレモニーでは、やまがた愛の武将隊によるアトラクションのほか、両市の歴史や文化にちなんだクイズが出題され、生徒たちは鷹山と平洲、そして両市の結びつきについて学んでいた。
(生徒)
「市内のいろんなところに平洲先生にまつわるものがあり、身近に平洲先生を感じることができる」
「これからも両市の関係が続いてくれたら、すごく誇り高くてうれしい」
5月27日までの間に、東海市の6つの中学校から計1095人の生徒が修学旅行で訪れる予定。