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【山形】国内初「献便ルーム」で"うんち"提供し治療薬開発に 豊かな食文化が作る良質な腸内細菌に注目 5/ 1

人の便を難病の治療や創薬などに活用するために提供する、国内初の「献便ルーム」が鶴岡市にオープンした。

"献血"ならぬ「献便ルーム」は、腸内細菌を活用して創薬などを行う鶴岡市のベンチャー企業「メタジェンセラピューティクス」が、鶴岡サイエンスパーク内に開設した。

ルーム内には便を採取するためのトイレが3つ設置されていて、提供するドナーがリラックスできるよう休憩所も設けられている。

ドナーになるためには「18歳~65歳までの健康な人」「定期的に通える」などの条件のほか、病院での適格性検査をクリアする必要がある。

提供された便は難病の「潰瘍性大腸炎」の治療薬の開発などに活用され、1回あたり
最大で5000円の協力金が支払われる。

「献便ルーム」は国内で初めての施設で、山菜など豊かな食文化が作る良質な「腸内細菌」に期待したことが、鶴岡市に開設した理由の1つになっているそう。

(メタジェンセラピューティクス・中原拓社長)
「今まで大事にしてきた食文化で世界の患者を救えるかもしれない。私自身もすごく興奮している。最初は不思議だなと思う話だが、きちんと一つひとつ説明する機会を設けさせていただき、みなさまにご協力いただきたい」

治療薬は、2026年に日本とアメリカでの臨床試験、2032年の承認・販売開始を目指していて、今後、開発を進めていくという。





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