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【山形】「アートの格納庫」は廃校になった小学校・芸工大生の"新作"卒業作品20点展示 最上町 4/30

2025年も、巨大な絵画の展示が最上町で始まった。廃校となった小学校は、さながら学生たちの卒業作品を集めた「アート格納庫」だ。

(町民)
「すごいすごい!」

勇ましいオオカミの群れを描いたこの作品は、口の部分だけ特殊な色づけを施し、見る角度によって輝いてみえる。

(町民)
「素晴らしい。毎年ずっと来ているが、いつも感動している。山形市に出向かなくても、ここで作品を見られることが楽しみ。感動している」

これらはすべて東北芸術工科大学の学生たちが4年間の集大成として描いた「卒業作品」。
大きすぎて実家に持ち帰られずに卒業していく学生が多く、最上町の有志が5年前から預かり、閉校した校舎などに保管する活動を続けている。
その一般公開が29日に始まった。

(あまかけるプロジェクト共同代表・平社裕一さん)
「"アート格納庫"として、毎年20作品近く入ってくるようになった。ただ置くだけではおもしろくないので、一人でも多くの方に見てほしいという思いから公開を始めた」

統合によって閉校した富沢小学校と赤倉小学校に展示された2025年の「新作」は計20点。
大作をずらりと並べられる十分なスペースがここにはある。

(あまかけるプロジェクト共同代表・平社裕一さん)
「子どもたちがキラキラと目を輝かせている。こんなに大きい作品どこに行っても見たことないし、学生たちの4年間の思い・魂がこもった作品を見て感性を豊かにしていただく。そういうお手伝いが少しでもできればと思う」

「アートギャラリーもがみ展」は旧富沢小など3カ所で、5月6日まで開かれている。





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