見ごろを迎えた県内の「桜スポット」を紹介する4回目は、新庄城築城から400年、お堀のサクラ並木もまぶしい新庄市の最上公園。
ソメイヨシノ・しだれ桜など約300本が彩る新庄城址・最上公園を訪れていた人に話を聞いた。
(大石田町から)
「サクラ並木など風情を感じていい」
(最上町から)
「めっちゃきれいですね。ホントにきれいなピンク色で、とてもきれいです。お堀と城跡とサクラが合っている」
(新庄市民)
「見事なサクラで本当にきれい」
21日に満開を迎え、多くの人がサクラの季節を楽しんでいた。
(新庄市民)
「この時期しか見られないからね。ことしは満開になるのが早い」
「サクラはきれいだけど、あまり見ないで食べ物を食べてた。花より団子」
笑顔がはじける園児たちが通う保育園の"散歩コース"でもある最上公園。
(保育士)
「毎年、楽しみにしている。園舎からも見えるので、『お花見行こうか』と言って来てみた」
毎月10日・20日・30日の早朝6時。最上公園には、朝の清掃活動をしている人たちの姿があった。
(御堀端自治会・小野博会長)
「小さい時から最上公園が集いの場所だった。そこを守るためには、いろんなことをしなくてはならない。戸沢政盛公が開城して400年の節目の年に、本当に良いサクラが咲いた。美しい公園の中をみなさんに見てもらい、新庄の良さを味わってほしい。一番のお気に入りの場所は、"一の堀"周辺。土手の上のサクラとのコントラストが最高の美しさ」
5月5日(午後6時半~9時)までぼんぼりを点灯しライトアップ。
また、4月29日~5月5日まで最上公園を会場に、雪国新庄の春の風物詩「新庄カド焼きまつり」が行われる。
<県内のサクラ開花状況>
満開...倉津川枝垂桜(天童)、松が岬公園(米沢)、最上川堤防千本桜(長井)