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【山形】「事故・周囲の制止に気付かず」過失運転致死の被告 ひき逃げは不起訴...コンビニ駐車場死亡事故 5/ 1

2025年2月、山形市内のコンビニエンスストアの駐車場で、高齢者をひいて死亡させた男について、検察は「ひき逃げ」の容疑については不起訴処分とした。
この事故は2025年2月、山形市江南の無職・関口隆被告(56)が、山形市久保田のコンビニの駐車場で、安全確認が不十分なままピックアップトラックをバックさせ、後ろを歩いていた当時88歳の男性をひいて死亡させたもの。
関口被告は過失運転致死の罪で起訴され、すでに裁判が始まっているが、検察は「ひき逃げ」の疑いについては処分を保留していた。
検察は次の裁判までに追起訴について判断するとしていたが、ひき逃げの疑いについては、4月30日付けで不起訴処分としたことがわかった。
検察は処分の理由について明らかにしていない。
事故が起きた際、関口被告が制止を振り切って立ち去ったとの目撃証言があったが、弁護士によると、本人は「事故や周囲の制止にまったく気が付かなかった」と話しているという。
関口被告は過失運転致死の罪については起訴内容を認めている。
次回の公判は5月23日に行われる。