12月17日(金)放送!金曜プレステージ特別企画「目線」

 

mesenn3.jpg 

35万部のベストセラー「氷の華」の著者として一躍有名になった、天野節子による最新作「目線」(幻冬舎刊)を、スペシャルドラマとして放送!仲間由紀恵が初の本格サスペンスの主役に挑む!

 

【ストーリー】

高級住宅地にある大豪邸・堂島家。主人である堂島建設社長・新之助の65歳の誕生日を祝うため、親族が集まっていた。しかし、パーティ直前に新之助は、書斎の窓から飛び降り死亡してしまう。その死は、自殺として処理された。そして初七日の法要に再び集まる親族一同。悲しみにくれる堂島家だったが、そこでも身内が3人も次々に殺され、連続殺人事件へと発展。謎に包まれた事件の真相を究明するべく、刑事たちが本格的な捜査を開始。結果、意外な真犯人と悲しい真実が浮かび上がる・・・。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・        

1217mesenn3.jpgこの作品の主人公、堂島家の三女で深窓の令嬢・堂島(どうじま)あかりを演じるのは、シリアスからコミカルまで幅広く演じ分け、老若男女問わずあらゆる世代から圧倒的な支持を獲得している仲間由紀恵。意外にも本格サスペンス作品の主演は今回が初で、しかも、車いすに乗った障害者の役どころにも初めて挑戦する。

「2時間ドラマの本格サスペンスものの主演は初めてなので、一体何が起こるのだろうというドキドキ感を見ている方に感じていただけたらいいと思いながら撮影に入りましたが、お金持ちの家の、深窓の令嬢という設定なので、髪の毛もかなり巻き髪で、それがとても新鮮でした。私が演じる堂島あかりは、感情をあまり表に出さず、いつも穏やかさを保とうとしている女性なので、本音をできるだけ出さないように、でも心に抱えている闇や、暗いところも出さなければならない、という部分を表現するのが一番難しかったです。そのあたりは監督に何度も相談し、見せていい部分と見せてはいけない部分の2つのバランスを探りながら撮影しました。また、(あかりは)体の自由が利かないことで、普通に生活している人たちに比べて、常に負い目のようなものを感じて生きている人だと思います。車いすは初めてで、うまく乗りこなせるかとても不安でしたが、実際に(車いすに)乗ってみると、普通の人よりも目線が断然、下にあり、普段は下から人の顔を見ることがないので、まず、それがすごく不思議な感覚でした。さらに、車いすで演技してみると、思ったところで止まってくれない、といったように、操作は想像以上にとても難しかったですね。特に、撮影では、“微妙に一歩前”とか、“このタイミングで右に曲がる”などと、動きに細かく注文がつけられ、ほんの少しでもずれてしまうと再度撮り直しになるので、NGを出すたびに“動けるはずなのに動けない”、“皆が動けるのに自分だけが動けない”ということが、とても悔しく、せつない気持ちになりました」と感想を述べ、また、タイトルの「目線」にこめられた意味についても「人それぞれ、いろいろな意味の“目線”があると思いますが、はた目には裕福で幸せな家庭に見えても、少し目線が変わるだけで人生を踏み外してしまったり、全然違う人生を歩んでしまう怖さ、あやうさ、もろさをはらんでいるので、常に自分の目線の位置をしっかり保っていたいと思います」と語った。

さらに、堂島家に幼少のころから出入りして一族と家族ぐるみの付き合いがあり、思慮深くて心優しい性格のために、堂島家の姉妹から強く慕われている青年・加納拓真(かのう・たくま)役を演じるのは、圧倒的な存在感と抜群の演技力で、若手実力派俳優ナンバーワンの呼び声高い山本耕史。「僕が演じる加納拓真と、仲間さん演じるあかりとは、自分で自分の道を選びきれずに耐えている点や、表面には出さないけれど、心の中では葛藤(かっとう)をたくさん抱えている、という点など、内面はとても似ていると思います。だからこそ、お互いにひかれ合ったり、気に掛け合ったりしているのではないでしょうか。犯罪は犯罪ですが、そのもう一歩先の大きさ、人間のふくよかさや温かみなどを見終わった後に視聴者の皆さんに感じていただけたらうれしいですね。ドラマのラストは、ある種の到達地点であり、かつ、またそこからのスタート地点、のような終わり方になっています。絶望だけではなく、その先の希望を描きたいからこそ、2時間をかけて表現したのであり、そういう意味では愛に満ちた美しい話だと思います。仲間由紀恵さんは、そこにいるだけで全体の雰囲気を変えるすごい女優さん。本気で対峙(たいじ)しないと負けてしまう緊張感があり、ご一緒できて、すごく刺激を受けました(談:山本耕史)」と、それぞれ収録を振り返った。
 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

冒頭に突如として起こる会社社長の謎の自殺、暗い過去がつ1217mesen3ー.jpgきまとう裕福な一族、決して口にはしない嫉妬(しっと)や愛憎を抱え合う家族、後ろ暗い秘密を抱えた登場人物たち、事件を執拗(しつよう)に追いかける刑事、次々と殺されていく周囲の人物たち、巧妙なトリック、そして最後に明かされる深く悲しい動機・・・。

最後まで読者の関心を引きつけて離さない本作は、まさしく王道ミステリーの真骨頂。このように見どころ満載の、誰が犯人なのか最後まで決して分からない、横溝正史さながらに送る究極の本格サスペンスミステリーをどうぞお楽しみください!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 そしてこちらも注目!白田貴彦さくらんぼテレビアナウンサーがこのドラマでなんと俳優デビュー! mesennsirata3.JPG      

このドラマでは、銀山温泉をはじめ山形県内各地でロケが行われました。ドラマの随所に出てくる見覚えのある風景。こちらもドラマをより興味深くしてくれるはずです。                                                   

そして気になる白田アナの役柄は・・・、

温泉旅館の従業員なんと俳優の山本耕史さんと共演しました!

出演シーンはほんの一瞬ですが、白田アナの精一杯の演技にも是非注目してくださいね!

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

【出演者】

堂島 あかり(28) …仲間由紀恵(堂島家の三女)
加納 拓真(30)  …山本耕史(堂島家と家族ぐるみの付き合いのある青年)
桐生苑子(37)   …奥貫 薫(堂島家の長女)
桐生直明(45)  …宇梶剛士(堂島建設社長秘書で、苑子の夫)
堂島大輔(30) …田中幸太朗(堂島家の長男)
堂島 貴和子(29)…国分佐智子(堂島家の次女)
水谷香苗(27) …上原美佐(大輔の婚約者)
野村清美(36) …西尾まり(堂島家の家政婦)
田神修司(23) …伊阪達也(田園調布東署の警部補)
堂島新之助(65)…団 時朗(堂島建設社長で会社と一族を反映させた人物)  
宮本 茂(65) …火野正平(元・ホテルのコックで堂島邸でのパーティでは毎回腕を                                               ふるう)
松浦 郁夫(65)  …きたろう(堂島新之助のお抱え運転手)
津由木 哲夫(52)…小日向文世(田園調布東署の刑事課長)

 12月17日(金) 夜9時から放送!お見逃しなく!!