【インフルエンザ】置賜・最上・村山は警報レベル 患者数1028人(前週比+431人)予防徹底を 山形
インフルエンザの流行が急速に広がっている。県内のインフルエンザの患者数は前の週から2倍近くに増えていて、県が注意を呼びかけている。
県衛生研究所によると、11月9日までの1週間に確認されたインフルエンザの患者数は県内全体で1028人で、前の週の597人から2倍近くに増えた。
1定点医療機関あたりの患者数は26.36人で、2週連続で注意報レベルとなっている。
<保健所別>
置賜 53.33人/警報レベル
最上 35.00人/警報レベル
村山 30.80人/警報レベル
山形市 16.86人/注意報レベル
庄内 11.83人/注意報レベル
インフルエンザはいったん流行が始まると短期間に感染が広がるのが特徴で、特に2025年は1999年の統計開始以降、最も速く感染が拡大している。
県は、重症化を防ぐ効果があるワクチン接種のほか、適切なマスクの着用や手洗い、部屋の湿度を50%以上に保つことなど、予防を徹底するよう呼びかけている。