衆議院の解散総選挙の日程が示されたことに伴い、県内の選挙日程にも影響が生じそうだ。飯豊町では10月29日に予定する町長選挙の前倒しが検討されている。
任期満了に伴う飯豊町長選挙は10月24日告示、29日投開票と日程となっている。しかし石破首相が衆院選を15日公示、27日投開票の方針を表明したことを受け、町の選挙管理委員会は町民の負担軽減や選挙事務作業の効率化などを理由に、同日の27日に町長選を行うことを検討している。
(飯豊町総務課・後藤浩平主事)
「2回(続けての)選挙となると少ない職員数の中で配置が困難になるし、選挙立会人の確保も大変になる。町民に混乱が生じないように広報を行っていきたい」
飯豊町では2日、選挙管理委員会を開き、日程変更を正式に決定する。
今回の飯豊町長選にはこれまでに、いずれも新人で、元町職員の嵐正人さんと前副町長の高橋弘之さんの2人が立候補を表明している。