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夜間のドライバーが視認できる距離に2倍の違いも「夜光反射キーホルダー」普及率の低さが課題 山形 11/20

夜間の交通事故防止に役立ててもらおうと、県トラック協会が県警に「夜光反射材」を寄贈した。夜光反射材は普及率の低さが課題となっている。

20日、「夜光反射キーホルダー」5000個を県警に寄贈したのは、県トラック協会。
県トラック協会では毎年、運転免許証を自主返納した高齢者を対象に「夜光反射キーホルダー」を寄贈している。
5年目となる2023年は「無事に帰る」という願いを込めて、カエルのキャラクター入りのキーホルダーを作った。

(県トラック協会・熊澤貞二会長)
「一番は身につけていただく。手荷物につけていただくなど、車の光が反射して運転者に届くような所に身につけてほしい」

実際に、夜光反射材をつけている人とつけていない人では、ドライバーからの見え方にどのぐらいの違いがあるのだろうか?
以前、さくらんぼテレビが行った反射材の検証実験を見てみよう。

【夜光反射材を身につけていない場合の見え方】
ドライバーが歩行者を確認できたのは、約10メートルの近距離まで近づいてから。
しかも車のライトで照らされた下半身は見えるが、黒っぽい服を着た上半身はほとんど見えない。

【夜光反射材を靴や腕につけた場合の見え方】
反射材が光ることで「誰かいる」ということがわかったのは、約20メートルの距離。
反射材がない時と比べて、2倍以上遠い距離からでも認識することができる。

県警によると、2021年までの5年間に夜間の交通事故で死亡した47人のうち、夜光反射材を身につけていた人の割合は8.5%と、その重要性はまだまだ広く知られていないのが現状。
小さなキーホルダー1個でも事故に遭うリスクを大きく減らすことができる夜光反射材をぜひ着用したい。





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