大雨被害...続く復旧作業 飯豊町では断水解消 国道113号は「片側交互通行」に 8/ 6
飯豊町では断水していた全ての世帯で水道が復旧しました。
そして通行止めとなっていた国道113号も通れるようになりました。
飯豊町では大雨の影響で水道管が壊れ、2300世帯で2日前から断水が続いていました。復旧工事が進み、きょう正午で断水はほぼ解消されたということです。
町内に住む小松栄次さんの自宅も、午前10時ごろに復旧しました。
(小松淑喜子さん)
「こんなに出るので野菜もたくさん洗うことができて、すごく助かる」
しかし、まだ安心はできないといいます。
(小松淑喜子さん)
「いま風呂場も、水が満杯。またいつ断水があるかわからないので、水は貯めっぱなしにしている」
現在は川からの「取水量」と比べ「使用量」が圧倒的に多く、水を使いすぎると再び断水のおそれがあるとして町が節水を呼び掛けています。
一方、飯豊町内で大規模な陥没があった国道113号は、きょう午前0時から片側交互通行できるようになりました。
大型車も含めて通行が可能で、物流に支障が生じていた小国町のスーパーでもきのうは空きが目立っていた棚にパンなどの商品が普段通りに並びました。
(買い物客)
「商品のあるなしでは気持ちが違う。小国に入らなかったから」
(金十商店・塚原和子店長)
「きょう開通してスムーズに商品も入荷して、本当に早い復旧でありがたい。助かりました」
小国町は新潟側、山形側ともに往来が可能となっていて、今後このスーパーでも仕入れを滞りなくできると話していました。
山形河川国道事務所によりますと国道113号の全面復旧の見通しは立っていないということです。