今回の参院選は、最近の物価高騰など暮らしに直結するテーマが争点の1つとなりそうです。「参院選で重視するもの」は何なのか?県内の有権者100人に聞きました。
さくらんぼテレビでは、公示日のきょう、県内各地であわせて100人の有権者に
「参院選の注目点」を尋ねました。
(50代漁業)
「燃油の高騰、高くなれば高くなるほど手元に残るお金が少なくなり、漁師を辞める人が続出する。一次産業、農家だけではなく漁業にも目を向けて、救済制度がもっといっぱい欲しい」
(50代加工場従業員)
「景気回復でしょうね。イベントも毎年やっていたがコロナで3年ぐらい休んでい
てなかなか人が戻ってこない。人の流れが一番欲しい」
(年金生活者)
「エネルギー、ガソリン等が高くなっているので物価高、食料品もどうなるか心配。年金生活者にとって非常に大変。なんとか我慢できるだけの策をやっていただきたい」
(70代農業)
「八方塞がりだ。肥料も高い。エサ(飼料)も高い。安いのは米価だけ。消費税の引き下げも実現できっこない。野党が言っても。言うのはタダだけど…。生活を良くしてもらわないと困る」
(50代主婦)
「物価も上がっていて家計が大変。景気が回復すればお金は回ってくると期待してそこを一番頑張ってほしい」
(70代商店経営)
「地方にどんどん人が入ってきて買い物をして観光してくれてお金を落してくれな
いと税金も入らない。金が無いんじゃなくて金を生むような工夫をしてほしい。地方が元気にならないと国も良くならない」
(60代無職)
「年金がまた減額。物価がどんどん値上がりしていくのに減額されるのは苦しい。見直してもらえれば幸い」
(50代保険関係)
「経済対策ですね。コロナで落ち込んだ部分や福祉も厳しい状況。そこをしっかりフォローしてくれる政権なら考えたい」
(19歳大学生)
「参院選の立候補者政策とか調べている。選挙権をせっかく持っているので自分の意見を投票でつなげたい」
(20歳大学生)
「コロナ対策。留学に行きたかったが今の状況だと厳しい部分もあって、自分のしたいことができないのが悔しいのでコロナ対策をしてほしい」
有権者100人に聞いた結果、注目する点として最も多かったのが「物価高対策」で全体の3割を占めました。次いで「景気回復」「子育て・社会保障」と、私たちの暮らしに身近な課題を重視する傾向がみられました。これら県民が関心あるテーマについて、選挙戦で議論が深まることが期待されます。