戸沢村の最上川のほとりにこの秋「グランピング施設」がオープンします。手掛けるのは最上峡芭蕉ライン観光。新規参入に踏み切った狙いとは?
グランピングの新たなスポットは最上川舟下りの終着点、「川の駅・最上峡くさなぎ」の西側に広がる約5アールの敷地に整備されます。
先月までに盛り土が終わり、今月2日、最上峡芭蕉ライン観光の鈴木社長や設計などを担当した関係者が状態を確かめました。
施設の名前は「R mogami」
白やベージュを基調とした空間の中に冷暖房を完備したリビングやベッドルーム、浴室、サウナ室などを配置し、6部屋を整備します。
手ぶらで優雅なキャンプ気分を味わえるグランピング。
「最上峡芭蕉ライン観光」がこの事業への参入を決めたのには訳があります。
(最上峡芭蕉ライン観光・鈴木富士雄社長)
「コロナ後は元には戻らないという危機感のもとで新たな事業の骨組みをもう一本立てる必要がある。舟下りの終点という立地の中で最上峡のロケーションは他にはない。舟下りの利用客の中からも利用してほしいと願っている」
観光需要が戻りつつある中で舟下り事業と連動させた新たな一手を模索する最上峡芭蕉ライン観光。
秋のオープンに向けて宿泊料金など利用プランの詳細を練り上げていく方針です