人口減少が進む中で多くの業界が人材の確保に頭を悩ませています。
看護業界もそのひとつですがきょう山形市で看護職のやりがいや魅力をPRするイベントが開催されました。
このイベントは「看護の日と看護週間」にあわせて県の看護協会が企画したものです。看護職のやりがいや魅力を多くの人に知ってもらい特に若者の職業選択のひとつにつなげたいという狙いがあります。
山形駅の西口広場に設けられたイベント広場には仕事内容の紹介コーナーのほか先輩看護師からのメッセージ紹介に加えて看護の日のロゴマークがデザインされたバスも展示されました。
看護職人材の安定的確保を目的に県が試算したデータによりますと3年後の令和7年には県内で1万7400人あまりの看護従事者が必要とされています。しかし実際には約650人足りないという予測が出ていて人材確保のための具体策が求められいます。
(高校生)
「生まれたばかりの赤ちゃんが重くてビックリした。看護師とか目指しているが現場の生の声が聞けて良かった」
(県看護協会若月裕子会長)
「若い方たちに伝わるように看護職の魅力そしてやりがいなどを皆さんに伝えていきたいと思っております」
看護協会では今後も体験教室などを定期的に開き人材の確保を目指すことにしています。