季節の話題を2つお伝えします。
村山市の小学校で加温栽培されたサクランボが給食で提供され、子どもたちが初夏の味覚を堪能しました。
きょうもお腹ペコペコ。村山市の大久保小学校でみんなの元気の源、給食の時間が始まりました。
でもきょうはいつもと様子が違います。
デザートとして用意されたのは大粒のサクランボ「紅秀峰」。
シーズンはまだ1ヵ月以上も先ですが、きょう登場したのには訳があります。
大久保小学校の給食には2004年から地産地消に取り組む地元の農家グループ「食材応援団」の野菜が使われています。
子どもの野菜離れが進む中、地元食材に少しでも関心を持ってもらおうとメンバーはハウスを暖房で温め、通常より1か月以上早く収穫できる加温サクランボを栽培し毎年提供。きょうは畑から2・5キロを持ち込み、子どもたちに味わってもらいました。
(食材応援団・軽部進一さん)
「農家が少なくなっているが収穫するのは本当に楽しい。皆さんの中に大人になったら農家をやりたいという人が出てくるのを楽しみにしている」
地産地消を実践する大久保小学校と食材応援団。
6月には露地物のサクランボが市内の全ての小学校の給食に登場します。
一方、山形市内の幼稚園で一足早く行われたのは・・・
園児も大はしゃぎのプール開きです。
竹田幼稚園では毎年5月から11月まで温水プールで水泳の授業を行っています。
きょうは年長の園児約40人が水温30度のプールで恐る恐る顔を水につけたり
バタ足をしたりと初泳ぎを楽しんでいました。
竹田幼稚園は2002年に全国で初めて「水泳教師在籍施設」に認定され一般の保育施設では教えることができないクロールやバタフライなどの、泳ぎ方を指導できるということです。
毎年12月には親子での水中運動会も行っていて水泳を活用した教育に力を入れています。