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山形県で初確認 N501Y変異株 危険性は? 4/19

18日に続き、山形県内で感染が発表された変異株「N501Y」。その特徴は「重症化リスク」の高さとされ、保健所や専門家は危機感を一層強めている。ワクチンの供給が行き渡っていない今、「大規模なイベント」や「県外との往来」などを自粛してほしいと呼びかけている。

「N501Y」の初確認を受け、18日に急遽行われた山形市の会見では、担当者の言葉に「強い危機感」が滲んだ。

(山形市保健所 加藤丈夫所長)
「この変異株は非常に広がりやすく、毒性が強い。つまり感染した人は重症化しやすい。厚生労働省は一番危険だと考えている変異株」

現在、全国で確認されている「変異株」。このうち、これまで山形県内で確認されていた「E484K」は、「ワクチンの効果を低下させる可能性」が指摘されていた。

そして今回3例確認された「N501Y」は、ほとんどがイギリス由来。指摘されているのは「感染力の強さ」と「重症化リスクの高さ」。致死率が1.6倍との報告もある。一方で、ワクチンの効果は十分にあるとみられている。

他にも、南アフリカやブラジルに由来する変異株も国内で確認されているが、割合は多くない。

(山形市保健所 加藤丈夫所長)
「山形で見つかったN501Y変異株も圧倒的にイギリス株の可能性が高い」

山形大学医学部附属病院の森兼啓太教授は、N501Yの特徴として、これまでの傾向から高齢者でない「若い世代」が重症化しやすいことを指摘している。

(山形大学医学部附属病院 森兼啓太教授)
「40代・50代、そういった方が重症化しやすくなっている可能性はかなり高い」

東京を例にとると、N501Yが初めて確認されてからわずか1か月で感染者全体の4割ほどにまで拡大している。山形県内でも同じ傾向が見られるとすると、医療現場のひっ迫はさらに大きな懸念となる。

(山形大学医学部附属病院 森兼啓太教授)
「本県の場合、もともとの医療体制が貧弱な中で、(N501Y)が急に流行すると非常にいびつなことになる。他の病気の患者が必要な医療を受けられない。それが今後より問題になる」

国の見通しでは、16歳以上のすべての対象者に必要なワクチンが供給されるのが9月末。対策を徹底し、その時までにいかに流行を遅らせられるかが大きなカギとなる。

(山形市保健所 加藤丈夫所長)
「N501Yの山形県への侵入を早める行為はしない。県内と県外との人の移動が活発になるようなことは秋までは控えてほしい」

加藤所長は具体的に、県外からの参加者が多い規模の大きいイベントや、GoToトラベル、そして、県外との不要不急の往来をこれまで以上に自粛すべきだとしている。山大医学部附属病院の森兼教授も、「感染力が強い」という特徴を認識した上で、これまで通りの対策をより徹底していくことが重要と話す。

(山形大学医学部附属病院 森兼啓太教授)
「従来と同じようにマスクをはずした会話・会食が最大のリスクであることは何ら変わりないので、(会話・会食の)機会を減らす、相手を今まで以上に選ぶとか、1人1人がそこがリスクだと頭において行動するしかないと思う」



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