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山形・米沢市の伝統の技「原方刺し子」 最新デジタル技術で伝統継承 職人と地元の学生が連携 9/17

江戸時代に誕生した技を現代の最新技術で後世に伝えます。山形県米沢市に伝わる工芸品「原方刺し子」の職人と地元の学生が連携し、伝統の普及と継承を目指すプロジェクトが始まっています。

 

原方刺し子は、江戸時代に「原方衆」と呼ばれた米沢藩の下級武士の妻たちが考案しました。六角形の中に糸を編み込んで描く幾何学模様が特徴です。

 

米沢市門東町にある工房「創匠庵」。この道40年の遠藤きよ子さんは、原方刺し子を今に伝える唯一の職人です。このままでは途絶えてしまう江戸時代からの伝統を残そうと、遠藤さんが立ち上がります。今年度から米沢工業高校と連携し、新しい事業化モデルの模索が始まりました。

 

米沢工業高校には卒業後により専門的な知識を学ぶ事ができる専攻科があります。1年生の我妻花音さんです。原方刺し子の歴史や技法を教わる中で、その価値の高さと若い世代が受け継いでいく必要性を強く感じるようになりました。

 

(米沢工業高校専攻科1年・我妻花音さん)
「実際に自分でも学校が始まる前の自粛期間に、刺し子に取り組んで、やればやるほど熱中した。きっと刺し子には人を魅了する何かがあるのかなと思った」

 

学生たちがまず手掛けたのは図案のデジタル化です。今まで一つ一つ手作業だったものをパソコンで描いていきます。布に直接印刷することで、製作時間の大幅な短縮が実現しました。

 

プロジェクトでは今後、若者の感性と発想力でSNSを使った情報発信やオンライン体験教室などを企画する予定です。

 

(さしこ工房「創匠庵」・遠藤きよ子さん)
「自分で気がつかないことが若い世代は気付く。それなら若い人にその部分は任せた方がいい。私は手先の方は自信がある。40年やってきたからそっちの方でがんばろうと思う」

 

(米沢工業高校専攻科1年・我妻花音さん)
「こんな繊細で美しいものが米沢にあったことがすごく誇らしい。(次世代への継承を)引っ張っていくきっかけの1人になれればと思う」

 

米沢の地で生まれ約400年が経つ原方刺し子。その伝統は最新技術を駆使して令和へと受け継がれていきます。





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