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山形・飯豊町に出没のクマついに捕獲 病気で弱ってウロウロ? 専門家「出没、今後増加も」   6/ 3

山形県飯豊町の中心部に1週間出没し続けたクマが捕獲されました。県内では先月下旬から目撃が相次いでいて、専門家は今後も出没は増えていくとの見通しを示した上で注意を呼びかけています。

 

飯豊町の中心部、役場の近くに、3日もクマが出没し、用水路に逃げ込みました。町でクマが目撃されたのは先月28日の夕方。それから目撃は毎日続き、3日で実に「1週間連続」です。いずれも体長70センチほどのクマで同一の個体と見られています。

 

(飯豊町役場職員)
「水路にクマ入ったのは初めて。今後はどういう形で対処するか協議中」

 

地元の猟友会では「箱ワナ」を設置しましたが効果は出ませんでした。通常であれば人を恐れ、街場には出てこないはずのクマがなぜ連日出没したのか。専門家は繁殖期を迎えたことに加え、今年は感染症の影響で人の往来が少ないことなど「複合的な要因」が重なったと指摘します。

 

(東北芸術工科大学・田口洋美教授(環境学))
「人間の圧力が弱まればそこにすっと入ってくる。人間の生活圧、行動圧が弱まればただちに(クマなどの)動物が入ってくる」

 

県内では先月下旬からクマの目撃情報が急激に増え、先月末時点では60件と去年の同じ時期を上回るペースです。生息もほぼ県内全域に広がり、先月20日には長井市で男性がクマに襲われケガをし、東根市のサクランボ畑では2日、今シーズン初めての食害も確認されました。

 

また、大きな特徴としてはクマのエサとなるブナの実が昨シーズンは2年ぶりの「大凶作」で、エサを求めたクマの出没が増えることも懸念されています。

 

(東北芸術工科大学・田口洋美教授(環境学))
「今年はたぶんこれからが盛り。まだまだ続く。その場所が良い場所だったらまた次の(個体)来る。獲ってもまた来る」

 

飯豊町のクマは午後0時40分ごろ、麻酔を打たれたところを役場の職員などに捕獲され、小国町の動物病院に運ばれました。その後の調べで体重は30キロで、皮膚の病気に感染していることが分かったということです。

 

(獣医・東英生さん)
「この個体(クマ)は山に帰れないのと、下の方で皮膚病というか伝染病があったので、山に帰れないだけでなく弱っていたので、ずっとうろうろしていたと思ってもらえれば良い」

 

飯豊町では今後クマに治療を施した上で山に帰すということです。





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