第18回 『あなたに有利な証拠として』


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■スティーグ・ラーソン/『ミレニアム2 火と戯れる女』(早川書房)

<書籍>


 またスティーグ・ラーソンの『ミレニアム』なの? と思われるかもしれない。去年の暮れに出た『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女』を本レヴューでも褒めたばかりである(昨年12月12日アップの第9回のレヴュー)。しかし三部作の第二弾の本書も面白いのである。これがものすごく。物語は前作から続いているけれど、もちろん単独でも充分に愉しめる。
 
millenium2_jyoukan.jpg ラーソンはスウェーデン在住なので(といっても本人は三部作完結後に病気で亡くなっているが)、『ミレニアム』三部作はスウェーデンのミステリとなる。そして、スウェーデンのミステリといったら、マイ・シューヴァル&ペール・ヴァールーの刑事マルティン・ベック・シリーズが有名だろう。世界中に翻訳され、ハリウッドでも映画化された世界的なベストセラーである。
 シリーズは、『ロゼアンナ』(1965年)でスタートし、『蒸発した男』(66年)『バルコニーの男』(67年)『笑う警官』(68年)と年1冊のペースで計10冊、75年の『テロリスト』で幕を閉じたが(シューヴァル&ヴァールーは夫妻で、夫であるヴァールーは75年に亡くなった)、このマルティン・ベック・シリーズは、60年代から70年代にかけてのスウェーデンの社会と経済と風俗の変遷を綴った現代史といえる。スウェーデンの現代史でありながら、テロリズムの恐怖ひとつとってもわかるが、そこには現代人の恐怖や孤独や不安といったものが的確に捉えてあり(憂愁に沈むベックの私生活がとりわけ印象的だ)、物語とキャラクターとテーマは、国境と時代を越えてあらゆる人に強く迫ってくる。

 それと同じことが、このラーソンの『ミレニアム』についてもいえるだろう。スウェーデンといえば、昔から性教育が発達していて性的な禁忌のない国、また社会保障制度が整備された福祉国家、近年ではイケアに代表されるシャープで美しい北欧家具のメッカのイメージが強いけれど、実際にはそれ以上に、鉄鋼、自働車、航空、軍事などの産業が発達した重工業国家であることが、『ミレニアム』を読むとわかる。しかも性的タブーがないがゆえに、逆に女性たちが性的虐待の被害にあっていることも、また。

millenium2_sgekan.jpg その性的虐待が大きなテーマになっていたのが、前作『ドラゴン・タトゥーの女』であり、とりわけタイトルロールの女性調査員リスベットが魅力的で、いったい彼女はどんな人生を歩んできたのかと気になったものだが、それが本書『火と戯れる女』で明らかになる。主人公はリスベットと(前作同様)ジャーナリストのミカエルであり、今回は人身売買と強制売春の調査を続けていくうちに殺人事件が連続して起き、リスベットが容疑者にされ、やがて彼女は失踪するという展開だ。

 圧倒的なのはやはり、リスベットの肖像だろう。若くして性的虐待をうけ、何らかの障害をもちながらも凄腕のハッカーになれたのはなぜなのか。肉体的には痩せぎすで、性格は攻撃的で狷介、とても厭味にみえるのに、逆に魅せられてしまうのはなぜなのか。徹底してクールでタフでありながら、それでも一抹の純情を持ちつづける彼女とは、そもそも何者なのかが、事件の調査とともに明らかになっていく。事件の核心と深く関わる、彼女の人生のドラマが強烈だ。

 ミステリとしても厚みがあるし、社会派ミステリとしても、スウェーデンの過去の一面があらわになって、とても興味深い。いったい第三部はどのような展開になるのか、リスベットの運命の行方とともに気になって仕方がない。『ミレニアム』シリーズは間違いなく今年のベスト1候補だろう。
 

 


■ミステリ・ベスト5

 前々回は映画ベスト5、前回は文庫ベスト5と、10年前に「リテレール」に書いた原稿を紹介したが、今回は、ミステリ・ベストだ。10年前に書いた原稿をそのまま載せ、追記としてカッコ内に感想を書いていく。


1 レイモンド・チャンドラー『長いお別れ』(清水俊二訳、ハヤカワ・ミステリ文庫)

2 ロス・マクドナルド『一瞬の敵』(小鷹信光訳、右同)

3 ジェイムズ・エルロイ『レクイエム』(浜野サトル訳、右同)

4 Timothy Harris  Good Night and Good-bye(Delacorte Press,'79. Dell,‘80)

5 Jonathan Vallin  Extenuating Circumstances (Delacorte Press,'89. Dell,‘90)




 気に入っている作品については、『ミステリ・ベスト201』(瀬戸川猛資編、新書館)に書いたばかりなので、重複を避けるため(避ける必要はないのかもしれないが)、クラムリー、リューイン、グリーンリーフ、ハンセン、ショーペンほかを外し、二冊ほど洋書を入れてみた。一口にミステリ・ベスト5といっても、仕事がら沢山読んでいるので、“感動”“昂奮”“衝撃”という観点からいろいろ選べるが、本誌では、小説の完成度よりも、「そばにおいておきたい、機会があったら再読したいベスト5」ということにした。


(追記。『ミステリ・ベスト201』(1994年4月)は名著です。瀬戸川猛資、松坂健、温水ゆかり、小山正、川出正樹、村上貴史と僕の7人で選んだ海外ミステリの傑作ガイド。川出と村上の両氏は山口雅也さんの推薦だった。瀬戸川さん以外、みんな初対面だったが、妙にうまがあって毎回の会議が最高に楽しかった。
 その本で僕は33冊紹介したけれど、上でふれているジェイムズ・クラムリーは『ダンシング・ベア』、マイクル・Z・リューインは『刑事の誇り』、スティーヴン・グリーンリーフは『探偵の帰郷』、ジョゼフ・ハンセンは『タンゴを踊る熊』、バーナード・ショーペンは『荒野の顔』である。みな愛着があるが、一冊だけをあげるなら、ほとんど僕以外だれも評価しなかったショーペンの私立探偵ジャック・ロス・シリーズとなるだろうか。第一作の『大いなる沈黙』とともに、いずれ別項をたてて紹介したい。わが偏愛の作家のひとりです)。

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 1は、何度読んでも酔わせる小説。原書と訳書を一字一句照らし合わせ、清水チャンドラーの心地良さをとことん味わったこともある。暇が出来ると、気に入った箇所を訳書と原書で再読。いい勉強になります。


(追記。原書と訳書を照らし合わせたのは、20代後半、翻訳の勉強のためだった。上の原稿を書いてから10年後に、まさか村上春樹の新訳が出るとは思わなかったが、村上訳が出て、逆に清水訳の特徴が際立った感もある。チャンドラーの流麗な文体を知るには村上訳を読むべきだが、口語的な調子の良さ、生きの良さ、ハードボイルドにおけるはじける応酬といったものを求めるなら清水訳だろう。)


 2のロス・マクは何でも良く、とりわけ全篇を貫く山火事のイメージと比較的暖かみのある余韻をもつ『地中の男』にも愛着があり、それにしようかなと一瞬思ったが、やはり『長いお別れ』同様、訳書と原書を照合し、つくづく見事な翻訳だと感心した本書にした。『パパイラスの船』(早川書房)に乗っている翻訳裏話ともども、ロス・マクの文体を考える意味で、重要な訳書だろう。


(追記。翻訳者が良いか悪いかは重要で、それによって作品の魅力は半減するといっていい。『地中の男』の翻訳は菊池光であるが、競馬シリーズや探偵スペンサーもので強調される直訳的な翻訳が影をひそめ、落ちついた、いかにもロス・マクらしい静謐感のただよう翻訳である。おそらく競馬シリーズや探偵スペンサーものの“直訳調”は、意図的なものだったのだろう。)



  3は、八〇年代に書かれた私立探偵小説のベスト3に入る傑作。250requiem.jpg“静謐と暴力、繊細と荒廃、優雅と蛮行”という二律背反的ヒーローもいいが、物語りたいという作者の熱く激しい衝動が凄い。いまや若き巨匠のエルロイは“クライム・フィクションのトルストイ”を任じているが、日本人から見ると、アメリカの犯罪小説の中上健次、の印象がある。


(追記。この原稿を書いたときは、まだ『ブラック・ダリア』の翻訳が出ていなかったのではないかと思う。つまり「暗黒のLA四部作」の第一作が。もちろん四部作のあとの「アンダーワールドUSA三部作」も。刑事ロイド・ホプキンズ三部作、すなわち『血まみれの月』(大傑作!)『自殺の丘』『ホプキンズの夜』と単発の『秘密捜査』ぐらいだった。それでも“若き巨匠”といいたかったし、トルストイや中上健次の名前をもち出したくなった。ミステリではなく「現代小説」というくくりのなかで異形の傑作を連発している、(いまや)文豪といっていいかもしれない。ともかくひとつだけいえるのは、エルロイを読まない人は小説も文学も語る資格もないということだろう。そのうちエルロイをまとめて紹介しようと思う)。


 4の小説は、ハリスの佳作 Kyd for Hire(Gollancz,'77) に続く、私立探偵トマス・キッド・シリーズの第二作。ベトナムで精神に深く傷を負った私立探偵と麻薬中毒者ローラの出会いと別れを、ロサンジェルスの頽廃的な風俗を巧みに織り込んで、情感豊かに切々と謳いあげた私立探偵小説の傑作。250Goodnight_and_Goodbye,_Kyd_for_Hire_Covers-1.jpg本書は現代の『長いお別れ』であり、ハリスは現代のチャンドラーと高く評価されたのだが、残念ながらハリスはハリウッド入りして脚本家に転向(作品に『大逆転』『マイナー・ブラザーズ/史上最大の賭け』など)。チャンドラー並にプロットが弱いが、抒情的な文体には、ただただ溜め息。いいですよ。


(追記。ごらんのように裸の女性を使ったパン・ブックスのペイパーバックがきれいだ。この二冊、僕ももっているが、現在は霜月蒼に貸し出し中。翻訳を画策してほしかったのだが無理か。僕はもう一冊、デル・ブックのペイパーバックももっているが、どこかにまぎれてみつけられなかった。ハリスは2004年にキッドものの第3作Unfaithful Servant を上梓して健在を示してくれたが、現在は英国に住んで独立系の映画製作に関わっている。時間があれば、第3作も読んでみたいのだが。すっかり原書にさく時間がなくなってしまったなあ。)

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 5は、ヴェイリンの私立探偵ハリイ・ストウナー・シリーズの第八作。日本ではハヤカワ・ミステリから四作ほど出ているが(『シンシナティ・ブルース』『獲物を誘う狩人』『曇りガラスの街』『火の湖(うみ)に眠る』)、出来は良くても売れないために翻訳は打ち止め。本書はアメリカ私立探偵作家クラブの最優秀長篇賞に輝いた作品で、シリーズの代表作。充分に抑制のきいた静かな筆致で淡々と事件を調査し、クライマックスに従い、物語にだんだんと狂気の影がさし、最後に暴力的解決を迎える。決して自警団的な明快な暴力ではなく、暗い衝動としての暴力。歪みの美しさをもつ正統派ハードボイルド。


(追記。売れないという理由で、多くの優れた作家の紹介が途中でとだえてしまっている。ヴェイリンもその一人だろう。調査活動が“充分に抑制のきいた静かな筆致で淡々”と描かれ、やがて“狂気の影がさし”、最終的には“暴力的解決を迎える”という、“歪みの美しさをもつ正統派ハードボイルド”である。歪んだ美しさをもつハードボイルドはなかなかない。翻訳された作品だけでも、もう一度読み返してみようかな。)
 

 


■ブライアン・デ・パルマ/『殺しのドレス』

<DVD>


“死は一瞬の出来事として間接的に描かれることが多い。
でも彼はたっぷりと時間をかけ、死そのものを抽象化してみせた。
惨殺シーンが映ると、みな目を閉じようとするが、彼はその目をあえて開かせる。
その映像から観客は逃れられない。彼の描く死はきわめてリアルで、同時に非現実的でもある。
映像的もに美しく受け入れやすい。”(『殺しのドレス』の編集担当ジェラルド・グリーンバーグ) 
  


 ブライアン・デ・パルマ監督の名作のひとつ、『殺しのドレス』(2枚組特別編)がDVD発売されたので購入した。1時間前後のメイキングが収録されていて、デ・パルマ監督をはじめ出演者たちが裏話をしているので、これは買いだろうと思ったが、事実、舞台裏を知ることができて、とても面白い。

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 この映画は、人妻殺しの謎を、事件の目撃者の娼婦(ナンシー・アレン)と被害者の息子(キース・ゴードン)が追及する物語であるが、この映画の最良の部分は、精神分析医(マイケル・ケイン)のもとに通っている人妻(アンジー・ディキンソン)が殺されるまでのプロセスだろう。人妻は美術館にいき、そこで見知らぬ男に誘われ、男の部屋で情事を楽しみ、そのあとにエレベーターの中で惨殺される。そこにたまたたま娼婦がいあわせて・・というのは中盤からの展開になる。

 おそらく一度映画を見ている人間には(あるいはストーリーを知っている者には)、ミステリとしての面白さ(意外な犯人、意外な動機、サスペンス)といったものは感じられず、ただただ、デ・パルマの映像美に魅せられていくだけではないか。冒頭に引用したグリーンバーグがいうように、デ・パルマの“描く死はきわめてリアルで、同時に非現実的でもある”し、“映像的もに美しく受け入れやすい”からである。

 その最たるものが、エレベーターでの惨殺シーンになるのだが、メイキングによると、人工皮膚を作った手と首と顔にナイフをあてて切ったのだという。ディキンソンも、それから首を切られる場面を撮ったナンシー・アレンも、いくら人工皮膚があるとはいえ、その“感覚”は生々しく、アレンは何度も悪夢を見たとか。たしかにあの切断面の鮮やかさを見ると、一歩間違えれば自分の膚がすぱっと切り裂かれる恐怖と紙一重だろう。

 あまりにもその場面がリアルなので、X指定をうけそうになり(X指定を受けると興行的に失敗することになるので)、R指定にしてもらうべく修正をほどこしたという。その修正版と無修正版、さらにテレビのオンエアー用(ネットワーク)の修正版まで、今回の特典でみることができる。殺人の場面だけでなくきわどい場面(冒頭の入浴場面では女性のヘアのみならず、指に押さえられた大陰唇まで見える)、きわどい台詞(「どうして脱ぎたがる」「そこの太いモノが硬くなってるから」→「どうして脱ぎたがる」「ズボンがふくらんでるからよ」)まで修正されている。とくにネットワーク版はかなりおとなしくなっている。

 そういう残酷な場面、またはきわどい性的な場面の修正の対比も面白いが、やはりいちばんの興味は、台詞がまったくない、流麗なカメラワークで、人妻と男が心を通わせ、浮気へと向かう美術館の場面だろう。あの流麗なカメラワークは、当時生まれたばかりのスタディカム撮影のたまものというが、ただ難点は距離が少しでも離れると焦点がぼけるそうで、距離を一定にすべくディキンソンはずっとロープをにぎりしめてカメラマンと距離をたもっていたという(注意深く見ると、バストショットが中心で、ロープをにぎる手がみえないんですね(笑))。
 またメイキングによると、ディキンソンが館内で絵画を見ているあいまに、メモ帳に買い物のリストをつける場面があるけれど、あれはディキンソンのアイデアであるし、シナリオでは彼女のナレーションが入るはずだったが、結果的にはナレーションを省いて、視線と音楽で感情を描いたというし、美術館からタクシーに乗り、車内で下着を脱がされる場面では、かたわらにデ・パルマがいたけれど、周囲の車には撮影とは思われなくて、ディキンソンが車内でいちゃついているように見られてとても嫌だったと述べている(というふうに面白話が満載である)。

 『殺しのドレス』に限ったことではないが、デ・パルマの映画はとかくヒッチコックの二番煎じといわれるけれど、いかに違うものであるかを監督自身が語っているのも興味深いところ。ともかくデ・パルマのファンのみならず映画ファンなら、一見の価値のあるDVDだろう。
 

 


■紙媒体に書いた書評から。みなお勧めです。

●高橋治『殺意の断崖 神崎省吾事件簿』(文春文庫品切れ)
「高橋治というと『秘伝』(直木賞受賞)『風の盆恋歌』『名もなき道を』などの傑作で知られるが、個人的には『自白の構図』でスタートした静岡県警の神崎省吾事件簿に愛着がある。・・横山秀夫、佐々木譲、今野敏に先駆けた本格的な警察小説として再読の意味は大いにある」--「文蔵」3月号特集「いま買えない、でも読みたい“とっておきの10冊”」より

●志水辰夫『ラストラン』(徳間書店)
「・・激情を謳いあげる志水辰夫らしいサスペンスが「A列車で行こう」。スナックを舞台にした酒場小説かと思っていると、次第に緊迫感が出てきて、それぞれが別の顔を見せて、隠された構図が明らかになり、思いがけない事件の現場が提示される。幕切れも鮮やかだし、余韻の残るシミタツ節全開の秀作である。本書の白眉だろう。/そのほかにも拾った鍵をめぐるサスペンス「愚者の贈物」、あるものに見入られてしまう男の悲劇「やどり木」、リストラを断行する男の陥穽「見返り桜」など意欲的な短篇が並ぶ。・・」--「週刊現代」4月25日号より

●志水辰夫『ラストラン』(徳間書店)
「・・ハードボイルドから恋愛、ホラーまでジャンルは幅広く、また実験的な手法も使った作品もあり、志水文学の初期を知るうえで見逃せない。作者は本の帯で、読み返してみたら「意外なことにそこそこ面白く読めた」、技術的には「下手くそ」であるが、ここには「自分が失ってしまったもの、若さや情熱、ほとばしる情感や熱気が全編にたちこめて」いると述べている。そう、まさにその若さゆえのみずみずしい感性に貫かれており、ファンにはたまらない短篇集だろう。」--時事通信配信より

●ウィリアム・K・クルーガー『二度死んだ少女』(講談社文庫)
「雄大で神秘的な自然のなかで繰り広げられる人間ドラマには、人智をこえた存在=神に対する信仰の問題も含めて恋愛、友情、死のテーマが盛りこまれて読み応えがあるし、ミステリ的にもフーダニットの興味を満足させてくれる(終盤は盛り上がります)。・・雄大な自然のなかで展開する骨太の連続家族ドラマとして推賞したい」--「週刊文春」4月16日号より
 

 


 


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