#14 犬と一緒に住みよい街づくり~愛犬家ボランティア
愛犬と暮らす大好きな街にできた念願のドッグランを、飼い主もワンちゃんも楽しめる交流の場に育てていこうと、積極的に活動している団体があります。寒河江の愛犬家サークル“ドッグフレンズの会”。2代目会長の日下部さんに、その活動についてお話をうかがいました。
―“ドッグフレンズの会”とは?
日下部さん「寒河江の最上川ふるさと総合公園内ドッグラン利用者たちによる会で、ドッグランを、飼い主同士の情報交換やお友達作りの場としてどんどん活用していこうと、定期的に活動している団体です。3年前、ドッグランのオープンと同時に誕生して、現在、約75名ほどメンバーがいます。」
―会の主な活動を教えてください。
日下部さん「たとえば、飼い主さんとワンちゃんが一緒になって楽しめるちょっと大きめのイベントを企画したり、普段の暮らしの中で生かせるようにと、犬のお手入れ教室やおやつ作り教室などを開いたりしています。中でも、多くの方が楽しみにしているのは秋の“わんわんフェスティバル”で、手作りの服でバッチリ決めてくるコや一芸を持ったコなど、元気でおもしろいワンちゃんたちが各地から集まってくるので、ドッグランは大賑わい。とっても盛り上がるんですよ。」
―楽しそうですね!そのほかには?
日下部さん「はい。犬と飼い主のマナーに関する活動も行っています。会の中には“マナー推進委員”を委嘱されている方が約20名ほどいるのですが、その人たちは日ごろからドッグラン内のトラブル観察やマナーの啓発などを行っています。それから、しつけについても皆さん関心が高いようで、ドッグランで開催されるしつけ教室には、メンバー含め、毎回多くの人が参加します。犬のしつけはパピーの頃にやらないと意味がないと諦めている方も多いと思いますが、実は、何歳でもやろうと思えばできることなんだそうですよ。」
―飼い主さんのマナー向上やワンちゃんのしつけも、会の目的のひとつなんですね。
日下部さん「そうですね。もともと、ここ最上川ふるさと総合公園は、景色もきれいだし犬の散歩にはもってこいの場所だったんです。でも、ほかの利用者の方から“犬を連れている人のマナーが悪い!”という声が頻繁にあがるようになりまして、ついにワンちゃんの立ち入りが禁止になってしまったんです。私もウチの犬も公園が大のお気に入りだっただけに、とてもショックで…。そんなとき、公園の奥の土地をもっと活用しようという話が持ち上がりまして、それでできあがったのがここのドッグランなんです。今も公園内で犬を連れて入れるエリアはドッグランのみなのですが、せめてドッグランを利用する飼い主さんには、マナーとしつけのこと、考えてもらえたらなと思っています。」
―最近は新しいボランティア活動にも着手なさっていると聞きましたが?
日下部さん「活動範囲を、ドッグランの中だけでなく外にも広げていこうということで、犬のマナー推進を目的に、一般の散歩道のクリーン作戦をやっています。早朝、通りを犬と一緒に歩いてゴミ拾いをするんですが、道端に捨てられているビニールや空の弁当箱、ビン・カン類などを拾いながら一時間くらい歩くと、大きな袋4つ分くらいのゴミが集まります。実は、この活動も、いずれは駅前など、人通りの多いところでやりたいなと思っていて、まさに今その計画を練っているところなんです。おそろいのTシャツを着て、歩く距離も長くして、ゴール地点ではみんなでお弁当を広げて…愛犬とともに楽しく街のお役に立てたらうれしいですね。実現できるよう、がんばります!」
犬ってね、しつけ士さんの前だとちょっぴりおすまし顔になるんですよ。犬も先生の前では緊張するんでしょうかね、普段は見せない神妙な表情をするもんだから、それがまたかわいくって…(笑)しつけ教室はいろんな発見があって面白いですよ。
ドッグフレンズの会 会長・日下部泰子さん


